今回は、二日目のダイビングについて書いていきます。
【1本目:Richelieu Rock】
1本目はRichelieu Rock(リチュリュー・ロック)というポイントに潜ります。
なお、今日は4本潜る予定で、うち3本はこのRichelieu Rockに潜ります。
このポイントは世界的に有名なポイントで、私好みの大物&回遊魚が沢山見られるポイントとの事なので、期待大です!
今日のスケジュールは写真の通り、3本連続でRichelieu Rockでに潜ります。
ここは人気ポイントであり、また年末年始の休みで世界中から人が集まり混雑することが予想されるとの事で、他のクルーズ船に先駆けて早めの時間に潜ります。1本目のエントリー時間はだいたい7時。水中はまだ薄暗いです。
エントリーすると、さっそくギンガメアジ、ロウニンアジ等の姿が見られました!
回遊魚の餌となる小魚の数が物凄いです!
プランクトンが多い事もあって、透明度はあまり良くなく、10メートル程度でしょうかね。
名前が分かりませんが、アジの仲間でしょうか?この魚も沢山群れています。
それにしても凄い魚影です。この群れが回遊魚に追い回されて、うねうねと動きます。
カンパチでしょうかね。この魚も沢山群れています。
それにしても暗い・・・ナイトダイビングみたい(^^;
数種類の魚が混ざった大きな群れが、すぐ近くをどんどん通り過ぎていきます。
360度どこを見ても回遊魚だらけ。凄すぎます・・・
少しずつ明るくなってきました。暗いと写真が撮りにくい・・・
油断していると、ぶつかってしまいそうになる位、かなり近いところまで寄ってきてくれます。
海底付近には、まだまだ沢山の回遊魚が群れています。
全く途切れることなく、次々と回遊魚たちがやってきます。
撮影が忙しすぎてたまりません(^^;
上を見上げるとカンパチだらけ・・・
海底方向を見てもカンパチだらけ・・・
この海域でいったいどれだけの回遊魚がいるんでしょうかね。
小さな魚が、回遊魚に追われて物凄いスピードで泳いでいきます。
暗くて分かりにくいですが、ウメイロモドキの群れも交じっています。
ギンガメアジに接近。全く逃げていきません。
大きなロウニンアジも群れに混ざっています。
追いかけ回さなくてもすぐ近くを悠々と泳いでくれるので、撮影するのはとても楽ですね。
ギンガメアジ、ロウニンアジ、カスミアジがいます。左手奥の魚は縦縞が入っているので、ホシカイワリも混ざっているみたいですね。
カンパチでは無さそうですが、ちょっと良く分かりません。
やっぱりRichelieu Rockは凄い!とても素晴らしいダイビングでした(^^)
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:7:01 エキジット時間:7:52
平均深度:26.8m 最大深度:14.4m
水温:26.6℃
ポイントのお勧め度:★★★★★+
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ダイビングの後は朝食です。左上のお粥、ニンニクが効いていてとても美味しかったです(^^)
1時間ほど休憩した後、再びRichelieu Rockに潜ります。
【2本目:Richelieu Rock】
2本目は再びRichelieu Rockに潜ります。
2本目はさすがに1本目ほど凄いダイビングは期待できないだろうな・・
珊瑚の周辺は、この通り物凄い数のスカシテンジクダイが群れています。
タコがいました。珊瑚と同化していましたが、近づいたらこの通り姿を表しました。
ヨスジフエダイではないですね。名前は分かりませんが2種類の魚が沢山群れていました。
ギンガメアジかな?ちょっと遠い・・・
やはり2本目は駄目かな?と思っていましたが、近くにギンガメアジ登場!
群れではありませんが、バラクーダがいました。
バラクーダ急接近中・・・顔が怖い(^^;
GoProでこのサイズで写っているので、間違いなく手づかみできる距離ですね。
バラクーダをここまで間近で見たのは初めてかも。写真撮りたいので、もう少し離れてもらった方が嬉しいのですが(^^;
再び色々混ざった大きな群れが登場!この後は再び回遊魚天国になりました(^^)
透明度は2本目も良くないですね。
フエダイ(フエフキダイかも?)&カンパチの大きな群れが足元を通過!
おなかの部分が黒い魚は、トマトアネモネフィッシュと言います。アンダマン海の固有種だそうです。今回は頻繁に見かけました。
この魚、ちょっと面白い顔ですよね。
ウメイロモドキの群れです。色鮮やかなので、大きな群れだととても綺麗に見えます。
水面近くは透明度が良いです。
水底辺りにギンガメアジ&ロウニンアジの大きな群れが見えます。
水面付近を数種類のアジがぐるぐる回っています。トルネードという程ではないですね。
この辺りでは、ギンガメアジやバラクーダのトルネードは見られないのかな?
2本目もあっという間に時間が過ぎていきました。本当に素晴らしいです!
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:9:37 エキジット時間:10:31
平均深度:24.6m 最大深度:12.6m
水温:26.6℃
ポイントのお勧め度:★★★★★+
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1時間の休憩の後、再度このポイントに潜ります。
【3本目:Richelieu Rock】
3本目は再びRichelieu Rockに潜ります。
いくら何でも、3本目は1、2本目ほど凄いダイビングにはならないだろう、と思ってましたが・・・
エントリーするとすぐ、大きな群れに遭遇!
3本目も魚だらけです。嬉しい誤算ですね(^^)
フエダイ(キツネフエフキでしょうかね?)が接近中!
やっぱり面白い顔(^^;
小さい魚が雨のように降り注いできます。
魚だらけで何がなんだか(^^;
カンパチの大きな群れが深場から湧き上がってきました!
群れがこちらに向かってきます。
本当に凄い迫力です。
カメラにぶつかる直前で逃げていきました。
カメラに驚いているみたいに見えます(^^;
そしてまたギンガメアジの群れ。魚の群れが一瞬でも途切れる事がないんですよね。
小魚が凄いスピードで泳いでる感じ、分かりますかね?
少し遠いところにいる魚を撮影したくても、手前にどっさりいる小魚が邪魔で、思うように撮影できません(^^;
スカシテンジクダイです。紫色のソフトコーラルも綺麗ですね。
浅場は日の光が入ってとても綺麗です。
バラクーダ再び登場。
大きな群れで見られると良かったんですけどね。
3本目も素晴らしいダイビングでした(^^)
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:12:05 エキジット時間:13:00
平均深度:23.0m 最大深度:13.6m
水温:27.4℃
ポイントのお勧め度:★★★★★+
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Richelieu Rockでのダイビングはこれで終了です。
昼食を頂いている間に船は1時間ほど南下、次のポイントに向かいます。
【4本目:Koh Tachai(Pinnacle)】
4本目は、昨日ナイトダイビングで潜ったKoh Tachaiに近いPinnacle(ピナクル)というポイントに潜ります。
エントリーするとすぐ、ロウニンアジ登場!
このポイント、ブリーフィングで流れが強いかも、と言われていましたが、水底近くはかなり強い流れがありました
ここも魚影は濃いですね。
岩にしがみつきつつ、しばらく回遊魚が現れるのを待ちます。
写真だと分かりませんが、気泡がほぼ真横に流れるほど流れが強いです。
遠くにロウニンアジの姿が見えますが、流れが強くて自由に動けません(^^;
ギンガメアジかな?やはり流れが強すぎて、近くまで行けませんでした。
流れが穏やかな場所に、ツバメウオが群れていました。
何かの群れが見えますが、やはり近づけず・・・
今回はあまり写真が撮れませんでした。
今回のダイビングログです。ほうぼう屋さんのホームページにPinnacleのポイントマップが無かったので、他のサイトから頂いて掲載しました。
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エントリー時間:15:48 エキジット時間:16:37
平均深度:22.2m 最大深度:15.4m
水温:28.2℃
ポイントのお勧め度:★★★★☆
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2日目のダイビングはこれで終了です。
エキジット後、天候が悪化し雨が降り出しました。
皆さん雨を避けるため船室に引き上げたので、船内の写真を撮るチャンス(笑)
船の後部はこのように器材を置くスペースがあります。両サイドにタンクが設置されており、そこにBCDやレギュレータを取り付けます。
クルーズ中はBCDとレギュレータをタンクから外さず、毎回タンクに酸素を充填します。
器材置き場の一つ上のスペースは、上の写真のような食事や休憩するスペースがあります。
定員28名だと、ぎりぎり全員座れる位の広さですかね。
そして夕食&ビール!
ビールの写真がありませんが、船にはタイのチャーンビール(CHANG BEER)のみがあって、1本60バーツでした。200円位ですかね。
明日の予定が書きこまれています。
明日はダイビング最終日、3本の予定です。
最後に、今日の航路とダイビングポイントの地図を載せておきます。
次回は三日目のダイビングのお話から書いていきます。