今回は、二日目のダイビングについて書いていきます。
【King Cirox号の紹介】
1本目のダイビングのお話の前に、少しだけクルーズ船を紹介しておきます。
船首部分の写真です。機材等の準備は、主にこの周辺で行います。傾斜がちょっときつく、床が滑るので準備しずらいです・・・この点は改善して欲しいなあ。
ダイビングの間の休憩や、荷物を置くスペースです。ビーズのクッションがたくさん置かれていて、これが中々に快適です(^^)
また、写真がないですが、上にオープンデッキがあります。
船室です。6~8人ほど座れるスペースがあります。食事はここで頂きます。また、冷蔵庫にビール、ジュース、水が常備(ビールだけは有料)してあり、机の上の果物やスナックは自由に食べられます。
船室から階段を降りると、左手に客室が3部屋並んでいます。右手は充電スペースです。
船室です。散らかっててすいません(^^;
ベッドが置いてあるだけです。各部屋にはクーラーがありますが、私の部屋のクーラーはクルーズ終盤で壊れて使えなくなりました(^^;
シャワーとトイレは、共同のものが2つあります。
【1本目:Castle Rock】
1本目は、Castle Rock(キャッスル・ロック)というコモドの超有名ポイントに潜ります。大物&回遊魚好きにはたまらないポイントなので、期待大です!
水平線上に少し雲がかかっていますが、良い天気。問題無さそうです。
これだけ天気が良くても、あまり暑いと感じることはないです。夜は海風に当たっていると少し寒く感じるほどです。本当に過ごしやすい気候です。
エントリーするとすぐ、沢山のウメイロモドキがいました。これは期待できるかも!
ツバメウオの群れを発見。近づいてきてくれました。
分かりづらいですが、水底は沢山の魚で埋め尽くされています。
ウメイロモドキとクマザサハナムロが沢山群れています。ロウニンアジの姿も見られます。
ロウニンアジの数が増えてきました。いい感じです(^^)
沢山の魚の群れが入り乱れています。さすがCastle Rock、魚影の濃さが本当に凄いです!
ウメイロモドキ&クマザサハナムロ。透明度も抜群に良いです。
ロウニンアジの姿がちらほら見られますが、ちょっと数が少ないかな?大きな群れで現れないかな・・・
あたり一面、黒いハギのような魚で埋め尽くされています。遠くにも群れが続いているのが分かりますね。いったいどれだけの数がいるのやら・・・想像もつきません。
ロウニンアジの写真を撮りたいのですが、それ以外の魚が多すぎて邪魔になります(^^;
ロウニンアジが、エサを求めてうろうろ。周りの魚が逃げていきます。
クマザサハナムロの青が、とても綺麗です。
去年のGWは、このクマザサハナムロが全くいなかったんですよね。
本当に物凄い数です。群れが大きく動く様子を見ているだけで飽きません。
ロウニンアジから逃げるように、群れが大きく動きます。こういうのが見たかったんです!
ダイバーが隠れてしまうほどの、物凄い魚影です。
ロウニンアジの行列が、目の前を通過していきます。
このグレーの魚も、大きな群れですね。ヒラニザかな?目の周りが黄色いのが特徴です。
ツムブリかな?エキジットする直前に大きな群れを見かけました。
この1本は、本当に楽しめました。さすがCastle Rock、言う事無しです!
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:7:32 エキジット時間:8:13
平均深度:13.1m 最大深度:27.0m
水温:24.0℃
ポイントのお勧め度:★★★★★+
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1本目のダイビングの後は、朝食です。
素晴らしいダイビングの後なので、朝食もまた格別です(^^)
【2本目:Crystal Rock】
2本目は、Crystal Rock(クリスタル・ロック)というポイントに潜ります。このポイント、過去に何度か潜っていますが、全く良い思い出がありません。Castle Rockの近くのポイントなので、ここはスルーしてCastle Rockに潜りたい所ですが、現地ガイドさんは何故かこのポイントを勧めてきます。今回のガイドさんも勧めてくるので、とりあえず潜ることにします。
後で分かったことですが、今回のガイドさんは事故を恐れてのことなのか、強めの流れをあまり好まないようで、流れが入る時間帯をあえて避けてポイントを選んでいるようでした。モルディブで強烈な流れのチャネルダイブを1週間ぶっ通しでこなした経験がある我々からすれば、多少のカレントなどものともしないですし、そもそもノーカレント=ノーフィッシュという考え方なので、強めの流れを敬遠するようなダイビングは、できれば避けて欲しかったです。初めてガイドして頂くガイドさんで、我々のスキル等を知っているはずもなく、この辺りは仕方ないのかもしれませんね・・・
珊瑚の陰に、リボンスイートリップスかな?沢山群れています。
それにしても、閑散としてますね・・・Castle Rockと大違い(^^;
ムレハタタテダイが群れています。散らばっているので、写真は今一つです。
水底に2種類ほどの魚が沢山群れています。遠くには、グレイリーフシャークらしき姿も見えます。
カスミアジを発見。群れで登場しないかな?
中央にロウニンアジとグレイリーフシャークの姿が見えます。
ロウニンアジが接近。群れで現れないかな・・・
キツネフエダイかな?タイではよく見かけます。カスミアジと一緒にうろうろしています。
エキジット直前で、ギンガメアジの群れに遭遇。このポイントも透明度は良い感じです。
決して全くダメなポイントという訳ではないですが、Castle Rockと比べるとどうしても見劣りしてしまいますね・・・
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:10:22 エキジット時間:11:03
平均深度:13.2m 最大深度:26.9m
水温:25.0℃
ポイントのお勧め度:★★★★☆
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ちょっと遠いですが、中央に見えるのがKing Cirox号です。
ダイビングは、基本的に小型ボートからバックロールでエントリーしますが、ポイントによってはクルーズ船から直接ジャイアントストライドでエントリーする場合もあります。
ダイビングの後は昼食です。中央の鶏肉料理は味が濃くてご飯にぴったりです(^^) ちなみに、カレー等含め辛い料理はあまりありません。
【3本目:The Couldron】
3本目は、The Couldron(コルドロン)というポイントに潜ります。
写真だとほとんど分かりませんが、バッファローフィッシュがいます。近づく前に逃げられました。
カスミアジとキツネフエダイです。このペアは、Crystal Rockでも見かけました。
頭上をロウニンアジの群れが通過していきます。かなり近くを通過してくれました。良い感じです(^^)
こちらの写真の方が綺麗に見えますね。このポイントも透明度は抜群に良いです。
数は少ないですが、ギンガメアジの群れがいます。
ギンガメアジの群れにも、かなり近づけました。
スズメダイも沢山群れています。コモド海域は、珊瑚がとても生き生きとしていますね。
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:14:29 エキジット時間:15:14
平均深度:9.5m 最大深度:17.9m
水温:26.0℃
ポイントのお勧め度:★★★★☆
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今日はこの後、ナイトダイビングが予定されています。夕食はナイトダイビングの後になるので、おやつにドーナツを出して頂きました。これも船のキッチンで作っているんでしょうね、とても有難いです。
日没まで少し時間があるので、夕日を眺めながら休憩します。
【4本目:Ranger Station】
4本目は、Ranger Station(レンジャー・ステーション)というポイントに潜ります。
このポイントは、おそらく正式なポイントではなく、レンジャー・ステーションの近くにある場所、というだけだと思います(^^;
ワニゴチがいます。ライトに照らされて迷惑そう・・・
そっと上から近づくと、かなり近寄れます。
オトヒメエビがいます。GoProだけど、ちゃんと写真が撮れてますね。
青いフグが、珊瑚の上で寝ています。顔が怒ってるみたい(笑)
ワニゴチを正面から撮影。砂を巻き上げて隠れようとしています。
ヒラメですかね。すぐに逃げていきました。
ヤガラの子供のようです。
このポイントは、ナイトであれば十分楽しめるポイントだと思います。
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:18:14 エキジット時間:18:57
平均深度:11.1m 最大深度:18.8m
水温:25.0℃
ポイントのお勧め度:★★★☆☆
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ナイトダイビングの後は、夕食とビールです!
明日から、日中4本のダイビングが予定されています。5時半には起きないと・・・早めに就寝します。
最後に、今日の航路とダイビングポイントの地図を載せておきます。
次回は、三日目のダイビングのお話から書いていきます。
※私が最近よく利用しているポイントサイトです。良かったらのぞいてみて下さいね!