今回は、デンパサールからラブハンバジョへの移動と、一日目のダイビングについて書いていきます。
【バリ島(デンパサール国際空港)を出発、フローレス島(ラブハンバジョ空港)へ】
ラブハンバジョ行きの国内線が7:30発であるため、ホテルを早朝5:30に出発、デンパサール空港に向かいます。
5:30だとさすがに真っ暗ですが、デンパサールの街中は結構車が走ってます。さすが観光地ですね。
空港には30分弱で到着しました。
空港内を国内線乗り場まで移動します。
毎回ここに来るたびに感じますが、本当に綺麗な空港です。
飛行機の出発時間まで少し時間があるので、朝食を食べに行きました。
ちょっと変わったメニューです。お店の名前が分からず(^^;
3人で3品注文し、シェアして食べることにしました。
ナシゴレンです。見た目ほどこってりした感じはなく、美味しかったです。
こっちはミーゴレン。これも美味(^^)
定番のお粥。老大のお粥と違って、こちらは濃厚。やはり美味しい(^^)
インドネシアの国内線は、直前に搭乗ゲートが変更になることが当たり前なのですが、今回は珍しく変更無しでした。
バスで飛行機まで移動。
コモド行きの飛行機は、やや小さめのプロペラ機です。
デンパサール7:30発ガルーダ航空国内線GA7026便で、フローレス島にあるラブハンバジョ空港に向かいます。約1時間30分のフライトです。
今回は窓側の席です。定刻通りに離陸。国内線なのに珍しい・・・
窓の外は、素晴らしい景色です。天気も最高!
インドネシアには、標高が高い山が沢山あります。火山も多いです。
間もなく着陸。極めて順調で快適なフライトでした。
機外はさすがに暑い!強烈な日差しです。
これを見ると、コモドに来た実感が沸きます。
建物の中に入り、預けた荷物を受け取りに行きます。
ラブハンバジョ空港での荷物の受け取りは、毎回さほど待たされることはありません。そもそも乗客の数が少ないせいでしょうけど・・・
バリの空港とは大違いです。
荷物の受け取りが完了したので、クルーズ船の送迎車に向かいます。
5人で2台に分乗して港に向かいます。
同じ色・形の車が止まっています。タクシーなんでしょかね?
空港を出発。
空港を離れると、港までは本当に何もないです。また、平地がほとんどないので、道は急な上り下りが多いです。
途中では、このように素晴らしい景色が見られます。
港に到着。かなり大掛かりな工事が行われていました。
大きな商業施設でも作るんでしょうかね?
桟橋を歩いて送迎の船に向かいます。クルーズ船までは小型のボートで移動します。
港を出航。これからしばらくの間、船の上で過ごすことになります。
しかし、水が汚い・・・生活排水でかなり汚れているようです。
クルーズ船まで10分程度の移動です。
沢山のクルーズ船が停泊しています。
去年に続き、今年もこの「Queenesia」号にお世話になります。
「Queenesia」号については、過去のブログで書いていますので、興味のある方はこちらをご覧下さい。
少人数のチャータークルーズには最適なサイズです。私的にもかなりお気に入りの船です(^^)
ラブハンバジョの港を離れ、コモド海域に向かいます。
去年のクルーズで、半分冗談ですが「チェックダイブはBatu Bolongで良いです」みたいなことを言っておいたので、今回はチェックダイブからいきなり本番モードです(^^;
最初のポイントまで2時間程度かかるので、昼食を頂きつつのんびりと器材の準備を始めます。
コモド海域まで来ると、海はこんなに綺麗です。
【1本目:Siaba Besar】
1本目は、Siaba Besar(シアバ・ベサール)というポイントに潜ります。
透明度が悪いですね・・・南海域のプランクトンが豊富な海水が、まだ北海域に残っているためです。こういう水は、水温も低めです。
分かりにくいですが、中央にカレイがいます。
今回のクルーズの参加者は5名、うち3名はサイドマウントです。私は当然サイドマウント。バックマウントにはもう戻れません。
これもカレイです。こっちの方がまだ分かりやすいですかね。
巨大なヨウジウオを発見。10センチ位ありました。
大きなヤドカリがいました。人のこぶしより大きいです。
ゴンズイが沢山群れていました。
コモドの珊瑚は、非常に生き生きとしています。
クマザサハナムロの群れが登場。回遊魚が見られるかな?
カメが珊瑚の陰で寝ていました。表情が可愛い(^^)
カメは沢山いましたが、回遊魚は全くいませんでした。残念・・・
今回のダイビングログです。
いつも通り、「ポイントのお勧め度」を書いてますが、私の好み(大物&回遊魚)に合わせたお勧め度ですので、人によって印象が変わると思います。
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エントリー時間:14:31 エキジット時間:15:16
平均深度:7.9m 最大深度:14.4m
水温:27.7℃
ポイントのお勧め度:★★★☆☆
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ポイントマップは、今回ガイドして下さったアンソニーが書きました。非常に上手です(^^)
この後、1時間ほど休憩して次のポイントに潜ります。
おやつの揚げバナナ。蜂蜜がかかっていて美味しいです(^^)
【2本目:Siaba Kecil】
2本目は、Siaba Kecil(シアバ・ケチル)というポイントに潜ります。
エントリーすると、水底が物凄い勢いで動いています。かなりの激流です(^^;
私はここで、一つのミスを犯してしまいます。
エントリー直後、急速潜行して水底に留まらなければなりませんでしたが、BCDの空気の抜けが不十分だったらしく、なかなか潜行できません。ジャックナイフで足を水面に上げても潜行できず・・・きっとかなりの量のエアーが残っていたんでしょうね。焦ってジタバタしている間に流されて、かつ息が切れてしまったので潜行を諦めました。
水面で周りを見ると、当然ながら誰もいません。しかもボートが見えないほど流されていました。水面はうねりがあり、シグナルフロートを上げても気づいてもらえないかも・・・という状況でした。
幸い、シグナルホーンを持っていたので、ホーンを鳴らしつつ助が来るのを待ちました。
数分後、無事潜行したメンバーが、私がいないことに気づき、一旦全員浮上してきました。ほぼ同時にボートが拾いに来てくれたため、無事難を逃れました。
この状況は、さすがにちょっと焦りました(^^;
この後、流れが無い場所から再度エントリー。
クマザサハナムロが沢山群れています。場所によっては激しい流れもあるので、回遊魚が狙えるかも?と思ったのですが、結局1匹も現れず・・・
実は、この1本で撮った写真は、この1枚だけ。非常に残念な結果に終わりました(^^;
私のせいで時間をロスしてしまったのも、非常に残念でした。
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:17:26 エキジット時間:17:49
平均深度:11.5m 最大深度:17.4m
水温:28.2℃
ポイントのお勧め度:★★☆☆☆
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この日は、もう1本ナイトダイビングが予定されています。
それまで1時間半ほど休憩です。
夕焼けが綺麗です。といってもGoProだとイマイチ伝わりませんね(^^;
この日は満月。オレンジ色に輝く月が見えます。
【3本目:Siaba Besar】
ナイトダイビングは、1本目と同じSiaba Besar(シアバ・ベサール)で潜ります。
カメが寝ています。近づいてもほとんど動きません。
珊瑚の枝の上で寝るフグ。無防備すぎる(^^;
ウミヘビの赤ちゃん?
名前は忘れました。海藻のように見えますが魚です。
中央の深緑色の物体は、ウミウシですね。名前は分かりません・・・ウミウシは本当に種類が多すぎて良く分かりません(^^;
今回は、スパニッシュダンサーは見かけませんでした。スパニッシュダンサーについては、追々ご紹介します。
この1本は、非常に見所が多いナイトダイビングでした(^^
今回のダイビングログです。
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エントリー時間:19:15 エキジット時間:20:19
平均深度:9.4m 最大深度:13.7m
水温:29.0℃
ポイントのお勧め度:★★★☆☆
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本日のダイビングはこれで終了です。
ダイビングの後は夕食、そしてビール!
冷えた体に温かいスープが有難いです(^^)
最後に、今日の航路とダイビングポイントの地図を載せておきます。
次回は、二日目のダイビングのお話から書いていきます。